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ラタトゥイユ派生料理

ラタトゥイユは野菜のごった煮(ごった炒め)なので、少量ずつ刻んだつもりでも、どうしても全体が多くなる。冷やして毎日食べても飽きない味なので、ついたくさん作ってしまう。
そうなると、他にも使えないだろうかと思うようになる。
でも前に書いたように、暖かいままでも食べられるが、冷たい方が何倍も旨いので、使い方も限られてくる。そのままズバリで旨いのが「冷製ラタトゥイユスパゲッティー」だ。
夏にはトマトの冷製パスタという料理が良く紹介されるが、どうも味が薄くて単純で私は好きでは無い。でもラタトゥイユの冷製スパゲッティなら、かなり美味しい。
作り方と呼べるほどのものではないが、
茹でたスパゲティをオリーブオイルを絡めて、冷やしたものにラタトゥイユをかけて、絡めて食べるだけである。おしゃれで美味しい一品と言えるだろう。

さて、ここでラタトゥイユの派生料理として私が考案した料理で自慢の出来る一品がある。
名前を書くと既成概念が邪魔をすると思うので、作り方を先に書く。

1.余ったラタトゥイユを鍋かフライパンに戻して温める。
2.市販の安い「ミートソース」の具材を入れる。
ミートソースとラタトゥイユを混ぜるとどんな味になるか想像できるだろうか?
これだけでも、肉のコクが増すので、かなり旨いが私がそこで入れたものは 

「カレー粉」である。
S&Bの缶に入ったカレー粉を好きなだけ入れる。辛いのが好きな人は多めに入れると良い。
私は中辛なので、スプーンに2杯ほど入れた。

そして食べてびっくり! こんなに旨いカレーを私は食べたことが無い。
カレーと言えば、牛、豚、鳥、シーフード、などの味をベースにしたカレーばかりしか世間には存在しないが、私の作ったカレーは「野菜の旨味100%」と言っても良いくらいの、野菜カレーなのだ。

野菜カレーと単純に考えればメイン具材の入っていないカレーになってしまう訳で、煮込んだ野菜に只のカレー粉を足してもふぬけのカレーになるのは明白だ。
なのにラタトゥイユで作ったカレーは「抜群に旨い」。

これは、ニンニクやオリーブオイルやワインで、本当にじっくり野菜の旨味を引き出したカレーだからだ。さらにどうしても足りなくなる、肉系のエキスや甘みを「ミートソース」が補っている。
なのでそこにカレー粉を入れるだけで、信じられないほどの美味しい野菜カレーになるのだ。もともとペースト状のラタトゥイユとミートソースなので、とろみも充分に付いているから、本当に混ぜるだけでベストのカレーが出来あがる。

これは「究極の野菜カレー」 と言って良いだろう。

私の舌が信じられない人は、是非作ってみて欲しい。
自分で作る以外に味わう方法は無いですけどね(^^)
by kan2_MINI | 2008-08-19 17:05
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