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この髭は偶然ではないと、、、。

ここに一枚の古い写真がある。
これは1957年、クラシックミニを開発中のプロトタイプの写真である。
この写真に見られるフロントグリルはまるで大きな髭のようなデザインをしている。
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そして1959年に発売になったMINIにはこの髭の特徴が少しだけ残されていた。
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この特徴ある髭はMk-Ⅰのグリルだけに見られるもので、その後なくなってしまったのだが、ミニ愛好家の中では有名なミニの特徴となっている。
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そして、「それは偶然だ」と言われることを覚悟の上で言わせて頂くのだが、この髭の特徴は現在のNEWMINIにも受け継がれていると私は思っている。
次の写真、そしてご自分のMINIをもう一度眺めて欲しい。
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現在のMINIはそれ程奇抜なデザインをしているわけではないが、実はものすごく細やかな感性で一切の手抜きをせずにデザインされていると感じる。
どんな小さな部分にもデザインの妥協が見られないのだ。
今のMINIをデザインしたフランクステファンソン、彼の才能ならクラシックミニを死ぬほど眺め、40年という時を超えたMINIに完璧なまでにメタモルフォーゼさせることができたはずだ。

そう考えると、私は初期のミニにあった小さな髭だって、充分に意識しながらデザインしたことだろうと思わずにはいられない心境なのである。
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by kan2_MINI | 2005-12-27 13:14

R56 がすぐそこに

前回はComig soon と言いましたが、今回は「すぐそこまで」としました。
それは、非常に市販車に近いと確信の高いSPY PHOTOがスクープされたからです。
私の予想はかなり当たっているようです。
つまり、R56は現行型MINIに限りなく近いというのが、感想です。
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内装も外装も、現在のMINIとMINIコンセプトの中間を行く感じです。
フロントボンネットも思ったよりも長くないようで、少し安心しました。
しかしデザインバランス的には、現行MINIのボディに大きなエンジンルームを付けた感もありMINIらしさと言う意味では若干マイナスになっていると思います。
グリルやライト形状が偽装の為ハッキリしませんが、MINIコンセプトの要素をかなり含んでいるようです。
ps.
スパイフォトといってもこれだけ近くから撮っているのだから流出でしょうね。
意図的かどうかはわかりません。
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by kan2_MINI | 2005-12-14 09:43

ターボスチーマー

MINIの話ではないのですが、BMWからかなり画期的な技術の紹介がありました。
その名も「ターボスチーマー」
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なんだか、暖房機のような名前ですがかなりユニークで画期的なシステムです。
要するに、車のエンジンの補助装置として廃熱を回収した「小型蒸気エンジン」を取り付けるという技術のようです。
現在の車はマフラーから驚くほどの高熱を大量に放出しています。
このエネルギーを80%以上回収して蒸気を発生させ、その蒸気で回る小型エンジンを車の補助装置に使っています。この装置のおかげで1800ccの車の場合15%の燃費向上、13psアップ、20nmトルクアップとなるそうです。
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この技術は10年以内には生産車に組み込まれるそうですが、BMWでは現行の3シリーズでも既にこの装置を組み込めるように設計されているそうです。
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by kan2_MINI | 2005-12-14 09:06

RE:RE: HALORD RADFORD

ラドフォードというコーチビルダーの話題が続くことをお許し願いたい。
1960年代のミニの改造を行っていた有名メーカーであるハロルド・ラドフォードは高級車をより高級に仕上げることで有名なメーカーであった。そしてミニは元々庶民の車として設計された車であった。
ところが、ミニはオースティンの狙った庶民ではなく、上流階級の使うタウンカーとして大きな人気を博した事から、ミニをもっと高級に仕上げるという需要が強かったのだろう。
ここにその当時を非常に良く表している一枚の宣伝広告がある。

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ラドフォードミニの宣伝なのだが、YOUR TOWN CAR SIR....とは、「貴方のタウンカーですよ。伯爵様。」とでも訳すのだろうか。
当時ミニが上流階級に愛されたことを示す非常に解りやすい写真であると共に、ミニに手を差し伸べるドアボーイの存在が、「高級ホテルに横付けすることを許された唯一の小型車」と称された事実を物語っている。

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さて40年後のラドフォードですが、少々上品さを失っているのが残念ですが、金に糸目をつけずに上質で高出力のMINIを製造しているようです。
265phと公表されていますが、そのチューン内容がわかりました。

Stage 1
ECU re-map, smaller supercharger pulley gives 15psi boost - 195bhp
Stage 2
induction kit, raised supercharger - 215bhp rev. limit and modified
Stage 3
uprated fast road camshaft - 225bhp
Stage 4
big valve cylinder head, stainless exhaust system & stainless tubular exhaust manifold - 245bhp
Stage 5
increased top mounted intercooler, modified throttle body modified inlet manifold gives 18psi - 260+bhp

やはりカムシャフト、ビッグボアバルブなどを組み込んでいるほか、珍しいところではインタークーラーとインテークマニフォールドも変更して260ph以上を発生しているのですね。

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by kan2_MINI | 2005-12-12 15:21

RE: Radford MINI

さすがに265phの上品な改造MINIは気になりますね。
と思って写真を探したら、こんなのがありました。
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なんとなく威圧感と迫力を感じます。見たことの無い巨大なデュアルマフラーが265phの片鱗なのでしょうか。

ところがもう一枚、内装の写真がありましたが、、、、。
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これはいけません。せっかく上品だと思っていたのに、、、。
シートなども含めて全体がみたいですね。

ps。
ひょっとしてこのMINIはマニュアルエアコン????
600万円以上するのに??
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by kan2_MINI | 2005-12-11 21:12

Radford Renaissance

40年前Radford Mini de Villeというミニがあった。ラドフォードというコーチビルダーが当時のミニに手を加えて作った、高級ラグジュアリーミニである。このミニは1960年代にビートルズの全員が買ったいう、非常に由緒あるもので、英国伝統のウォールナットを使ったダッシュボードや、贅沢な革張りシート、パワーウインドウも装備されていたらしい。
外観的な特徴としては比較的大き目のフォグランプが特徴らしいが、あまり大きな改造ではなく、あくまでも落ち着いた高級感がある。

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そして40年後、このラドフォードという会社が再びミニを改良しユーザに届けることになった。ラドフォードルネッサンスである。
40年前の改造はあくまでも高級感を前面に出したものであったが、今回は40年後のラドフォードが現在の最高水準の技術でどれだけ個々のユーザの好みに合わせて、改造を行うことができるかということで、それを証明する為に1台のモデルが作られた。
MINICOOPERSをベースとして、なんと265phまで高められたエンジンを積み、車高調サスペンション、APブレーキを備え18インチのマグネシウムホイールを履いている。
外観は特徴の大き目のフォグランプの他に、メッシュのグリルと専用色に車体を塗り、内装は赤と黒のアルカンタラに深いパイル地のカーペットを敷いて気品良く仕上げているということである。

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え?価格?
600万円というのは私の見間違いでしょうか。
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by kan2_MINI | 2005-12-09 14:39

R56 Coming Soon !

オックスフォード工場の生産計画によると、2006年モデルはかなり生産量が落ちます。
というのもR56の生産準備のためにいくつかの部門が閉鎖されR56生産工程に変更になるためです。
つまり2006年は現在のR50、R53の生産に平行してR56の生産が次第に立ち上がってゆく年に位置付けられます。
たぶん2007年モデルからはR56に全面移行し、年間生産24万台の体制で稼動を始めることと思われますが、R56はそのだいぶ前から最初は少しづつ生産が行われるようです。

つまり、R56の最初の生産が行われるのはもう直ぐであり、R56は既にほぼ完成している可能性が高いのです。
R56の完成した姿がスクープされるのも、もう直ぐだと思われます。
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by kan2_MINI | 2005-12-02 21:50

不易流行(ふえきりゅうこう)

最近、「不易流行」という言葉を覚えた。
これは松尾芭蕉が俳句の基本理念を表す言葉として使ったらしいのですが、不易(変らないもの)と流行(移り行くもの)、この両者が一つの俳句の中に統一されることを理想としたということです。そして自然は本質的に「普遍的なもの」と「複雑に変化していくもの」の両方から成り立っているという世界観であるようです。

何を突然言い出したんだと思われるでしょうが、好きな車をあれこれといじっていると、この言葉の意味が実にぴったりとはまってきたのです。
車や家電などの製品にとどまらず、大きなものでは家などでも、常にその時々の流行というものが存在します。この流行はその時々の最先端技術から生まれるものであったり、単なるファッション的に発生したり、なかにはどう考えても理由がわからないけど、自然発生的に大流行したりします。
流行の中でもその後の定番として残って行くものもあれば、あっさり一年足らずで消えて行く流行も少なくありません。
片や不易(変らない原則)といえば、家ならば基本的な柱、骨組みや、内部の人を快適に守るという機能部分は変らない原則を持っています。車でも形は変っても安全に快適に速くといった原則は守られ続けるわけで、技術的にもキチンとした理論の裏づけがあって形となっています。

そこで不易(基本技術)と流行(はやりもの)のバランスを常に追求して行くことが豊かなカーライフに繋がって行くような気がしています。流行りものに飛びついて改造された車も良く見ますが、「それでちゃんと走れるの?」って気がしたりします。見た目だけで基本性能を崩した足周りやエンジンチューン、爆音マフラーなどは明らかに「不易流行」のバランスが崩れていると思うのです。逆に流行を否定することは技術の進歩やセンスを磨くこと、さらには大勢とのコミュニケーションまでを含め考えると、これまたカーライフのバランスを欠いた生き方のように思います。

最先端の技術をまとって、最新のデザインで現れる新車が美しいのはあたりまえかも知れません。究極の速さを追求するレーシングカーが機能美の観点からも美しく見えるのも当然なのでしょう。これらは不易流行の原則を具現化したものだからなのだと思います。

なので、私のカーライフのスタンスは「不易流行」で行きたいなと思ったので書かせて頂きました。
ps.
「不易流行」です。「流行不易」ではありません。(^^)
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by kan2_MINI | 2005-12-02 11:52

パワーMINI

正直こういうのは私の趣味ではないのですが、MINIのプレスフォトの中にありインパクトがあったので紹介します。
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つまり、超巨大なインタークーラーが付いているのですよね。
加給方式は機械式なのかターボなのか良く解りません。

このMINIはおそらくドラッグレース用のMINIなのだと思います。
前輪に比べて後輪が極端に細いので直線番長(古っ!)なのでしょう。
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このMINIのサイドには大きくMINI USAとかかれているのでおそらくメーカーのバックアップを受けていると思われます。(だからプレスフォトにあるのでしょう)
アメリカってこういうのが大好きですよね。

PS.
パワーがあることは大きな魅力ですし、アクセルをグイと踏めばドカンと加速するのは気持ちの良いものです。でも今私はあまりパワーに拘ってはいません。
といいますのも、以前に話したかも知れませんが、私は若い頃逆輸入のリッターバイクに乗り続けており、加速という意味ではこれ以上はいらないというぐらい速い乗り物に乗っていました。
その性もありMINIには始めからパワーは求めていなかったというのが本心です。
(それでもパワーはあるには越したことありませんが)

反対にMINIは期待以上にコーナリングが楽しい車でした。バイクのライディングに比べると正直つまらないと思っていた車のコーナリングが、こんなに楽しいものだ思わせてくれたのがMINIです。
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by kan2_MINI | 2005-12-01 22:49