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MINI-E 時代が変りつつある。

今年に入ってから色々と情報が入っていたが、ついに公式にMINIの電気自動車のアナウンスがされた。
MINI E である。
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これは全世界で発売されるものではなく、あくまでもカリフォルニアの州法に適合させるための対策を発展させたものであり日本で買える製品ではない。しかしその出来は一応作りましたというレベルのものでは無く、あくまでもメーカーがMINIの派生モデルとして正式に作ったものである。
その台数は全世界で500台!なんとR53JCW-GPでも2,000台ですからプレミアム中のプレミアムと言うことになります。
スペックは以下のページに詳しいです。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20081020_37956.html

実はいま私はEV(エレクトリック・ビークル)に非常に興味をそそられています。
全世界でもまだメーカーが大量に市販している電気自動車というのは存在していないのですが、私の感覚ではここ数年が後にEV元年と呼ばれる時代になるという気がしています。
それは電気自動車自体は古くから企画され製作されているのですが、どうしても技術的に克服できない「バッテリー容量」という問題があったのです。
一般に車は最低でも一回の給油で400km程度は走れる能力があります。ガソリンタンクを大きくしたり、給油を繰り返せば、簡単に遠くまで行けます。しかしバッテリーという電池で動くEV車は長距離を走ることが出来ません。
電池の充電には時間がかかりますので、現状では長距離を簡単に移動することが不可能なんです。
今までのところ解決法は2つ、一つはパソコンや携帯電話に使っている蓄電容量の大きいリチウムイオン電池を大量に積むことです。そうすれば300km位の距離は走れます。でもこのリチウムイオン電池がとてつもなく高い!
300km位走れる量の電池を積むと1000万円を越えてしまいます。なので技術的には可能であっても量産市販化は無理だったのです。高くても売れるプレミアムスポーツカーとしてなら、現在「テスラ」と言う会社が既に高性能EVを販売しています。
http://www.teslamotors.com/
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MINI-Eはこういった手の届かない高性能なスパーカーではなく、今後一般消費者の手に届く製品として開発が行われたものですが、204ps、22Nmのトルクという性能はRX-8に匹敵する高性能です。
ただ、航続距離を確保するために後部座席が犠牲になったことや、リース販売とせざるを得なかった価格の高さなどが課題として残されています。
つまりはEVは環境面でも性能面でも現在すでにレシプロエンジン車を凌ぐ性能を持っているのですが、唯一バッテリー容量と価格という問題だけが残されています。

バッテリーの開発について色々調べてみますと、現在最高性能のバッテリーはリチウムイオン電池なのですが、正極にコバルトを用いている為に高価で、このままでは普及が無理と言うことです。
そこでコバルトに変る素材として鉄、マンガン、チタンなどを使ったリチウムイオンバッテリーの開発競争が行われているまさに最中で、今後バッテリーの価格低下とともにEV(電気自動車)の普及は約束されているようなものです。既に製品化されつつあり数年以内にバッテリーの価格低下が起こります。
MINI-Eは現在のところ高価なバッテリーをたくさん積んだ完全なEVです。その為価格も高価で航続距離が短いという欠点を持っています。

この欠点に対するもう一つの回答がシリーズ式ハイブリットカーと呼ばれる、EVをベースにしたハイブリットカーです。これはEVの欠点である高価と短い航続距離という欠点を、補う装置として補助エンジンを積んだEVです。
プリウスのようにバッテリーとエンジンが協力して走るのではなく、基本的に走れる範囲、時間はEVとして走りますが、どうしても足りなくなった場合にエンジンが始動して発電を始めるという方式のEVです。
完全なEVほど大量のバッテリーを積みませんので、それほど高価にはなりません。またバッテリーが空になっても補助エンジンでそこそこ走ることができますので、止まって動けなくなることはありません。
現在、この方式のEVを発表しているのが、アメリカのシボレーVOLTという車で、60kmまではバッテリーが持つと言うことです。60kmと言えば遠出の出来る距離では有りませんが、通勤や買い物など普段の生活の80%はカバーしており、EVのみで走ることが出来ます。出力は150psセダンですので実用面でも問題はないでしょう。
そして60km以上走ってしまった場合、あるいは長距離を走るときには1.4Lのエンジンが動き出します。
1.4Lの発電用エンジンの電力で走るのですから、高性能は望めませんが長距離の移動も出来るEVという事になります。
プリウスのようなエンジン協調型のハイブリットは安定して性能も高く、燃費も良いので今後も開発と販売が続くと思いますが、エンジンを回さないEVの人気と需要が高まるほどに、発電用補助エンジンを積んだシリーズ式という形式のハイブリット車が増えると私は想像します。
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三菱自動車はi(アイ)という軽自動車をベースにして、来年末にもEVを発売します。軽自動車規格ということで64ps程度に出力を抑えているものの、EVの特徴として1.8Lクラスのトルクがあり加速は強烈だそうです。ただしやはりバッテリーが高価なため航続距離は160km程度となり、それでも価格は400万円ということです。
なので私にはかなり問題のある車です。

EVは排気ガスを出さないという環境面ばかりが注目されているようですが、実際には数百馬力のモーターを搭載することは容易なことであり、高性能化は簡単です。騒音も振動も無い高性能車がEVの正体です。
モータースポーツファンには「豪快な排気音がたまらない」という方も多いと思います。
あの音がアドレナリンを噴出させワクワクするというのは私も同じです。
しかし、現実問題としては街中や住宅街で騒音を出して走るわけも無く、自分自身さえも年中騒音に包まれていては車を楽しめません。
今、私の中では、「無音で風のように走り去る高性能車」としてのEVへの関心が高まっています。
たまに、MINIで山道を走り川縁に車を止める事があります。そして、エンジンを切ったときの静寂を思い出します。
風の音、木々のざわめき、せせらぎの音、エンジンを切った瞬間のあの感覚が私はたまらなく好きです。
EVならそのまま音もなく走り出すんだろうなと思うとワクワクしませんか?

スタイリッシュなシーリズ式EVが今のところ私の求めるEVのようです。
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by kan2_MINI | 2008-10-22 12:31

長距離走行燃費 17.7km/L

私の過去の記事から、燃費に関する記事を検索してみると、
2004年9月に17.2km/l
http://minilig.exblog.jp/1096589
2006年7月に16.3km/L
http://minilig.exblog.jp/3934726
2006年7月の別の記事に17.5km/L
http://minilig.exblog.jp/4032938
2008年2月に16.5km/l
http://minilig.exblog.jp/6747666

という記録が残っています。
そして昨日、札幌、函館往復 471.4kmを走り、計った燃費が17.7km/lという数字でした。
(ほとんどが郊外の一般路です、燃費には最適かな)

これまでの記録は全て最高値を示したものであり、普段の燃費ではありませんが、6年経っても燃費が落ちていない事の証明にはなると思います。
私が若い頃のバイクのエンジンは、今とは比べものにならないくらいに、エンジンの精度が低くエンジンの劣化が激しい物でした。
オイルを1000km毎程度に変えていても、ピストンリングの摩耗やバルブの摩耗やカーボンの付着、ガスケットやシールの劣化、etc
これらの原因でエンジン性能が低下したものです。
一番解りやすいのが、エンジンの圧縮力の低下です。
上記原因でエンジンの密閉度が下がり、圧が上がらなくなります。
バイクの場合はキックスタートでしたので、その踏力で圧縮が落ちているのを感じることができました。
今から数十年前の話です。

ところが今のMINIはほとんどエンジン劣化が無いと言い切っても良いでしょう。
エンジンの工作精度が上がって、材質が良くなったのだと思います。
エンジンオイルを3万キロも変えなくても良いという事がそれを証明しています。
オイルが全く減らないことも劣化がない事を証明しています。
MINIに6年乗っていますが、オイルを足したことがありません。
そして燃費が全く落ちていないと言うことは、圧縮も変って居ないという事です。
同じ車に乗り続けて、燃費が変らないと言うことは、エンジンの性能がまったく変っていないという事に他なりません。
エンジン性能が低下した場合、同じ馬力を出すにはアクセルを多めに踏み込み必要があり、それは燃費の悪化に確実に現れます。
なので、燃費が変っていないという事実は、MINIが6年経っても数字に表れるような性能劣化は全く起きていないという証明なのです。
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by kan2_MINI | 2008-10-07 13:24