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日本の中の(Apple Store)

札幌にアップルストアーができたので行ってきた。
最近MACはすっかり影が薄くなっているが、一応わたしも筋金入りのマックユーザーなのでアップルストアーには興味があったのだ。
行ってみて久々に新鮮な感覚を味わうことができた。
ひじょーーーにシンプルなのに、恐ろしいほど真剣にデザインされている世界がアップルの世界だ。
平日なのでそれほど混み合ってもいないのだが、6割ほどのブースは客が入っているという良い感じの客の入りだった。
客の質も高そうで年配者やハイソなイメージの女性も目に付いた。確かにこの店なら隣の三越からそのまま入ってくる若い女性がいても違和感が無いだろう。

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iPodを見て新しいintel Core DuoのMACBookを見て、2 x Dual-core 2.5GHz PowerPC G5 というハイスペックな本体に2,560x1,600ピクセルという30インチのディスプレイをつけた最強マックを触って楽しんできた。
楽しんだだけで具体的に買うものは無かったので、記念にiPodの表面保護シール1,590円を買ってきた。
只のフィルムが1,590円というのも凄い値段のような気がするが、アップストアーという独特の雰囲気の場所で、非常に気持ちの良い店員の応対を受けて、洒落た明細書と共に、オシャレなアップルのビニールバックに入れられた保護シールはあんなに薄っぺらくても充分に1,590円の値があるのだろう。(おつりを返してくれるときにも、分厚い木でできた素敵な小皿に乗って10円が現れました)

これがもし、ビックカメラか何処かで、値引きの大きな札があちこちにぶら下がり、商品が所狭しと積まれ、店員がハッピでも着てメガホンで安売りの大声を出している店で買うのなら、せいぜい「500円の商品」だと思う。

実は私の奥さんも「たまに」ではあるがブランド商品を買うことがあるが、そんな時には同じ商品でも「安く手に入れることがうれしいわけでは無い」という。
いくらで買うかではなく、何処で買うか?が重要なことらしい。

MINIという車はある意味このようなブランドの付加価値も含んだ車なのだろう。
実際、国産車に比べると割高なのは間違いなし、動力性能やスペックだけを取り上げると、MINIは新車で200万円以下の値が付いてもおかしくないと思う。
でも、高くても私はMINIが欲しい。なのでMINIには値段の分だけ「気持ちよくさせて欲しい」と思う。
見て気持ちの良いデザインセンス。乗って気持ちの良い操縦性能。そして買って気持ちの良いメーカーの対応が見事に合わさったならば、さらに値上げされると言われているMINIの価格も決して高くはないのだろう。

そしてAppleもMINIもそうだが手の届かない高級品を扱っているわけではない。
ユーザーはこだわりと付加価値とブランドを大切にしてくれれば、その対価として500円のものに1,590円を払い、200万円の車にも300万円近くを払うということなのだと思う。

これは言い過ぎかも知れないが、AppleStoreで店員を呼び止めるときに「すみません」という言葉が何となくその場の雰囲気にそぐわなかった。
思わず「Excuse 、、、。」と言いたくなるような妙な感覚がそこにはあった。

PS.
未確認ねたですが、JCWGPの日本入荷は9月と11月とのこと。
次期MINIの発売開始は、2007年2月という情報が入っています。
by kan2_MINI | 2006-06-26 14:15
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