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日本のユノディエール?(まるで世界最長のストレート)

私は仕事の関係で札幌市と苫小牧市を往復することが多い。
その時、距離的には若干遠いのだけれど、信号が少なくマイペースで走りやすいという理由で、支笏湖という湖を経由するのが好きだ。
札幌を出ると支笏湖まではアップダウンの激しいワインディングロードが続き、MINIで走るのはとても楽しい。約40分程で支笏湖に到着する。
支笏湖から苫小牧までは道路状況が一変して、周囲には広大なブナの森が広がる丘陵の中を一直線の長い国道が伸びている。数年前に国道に昇格したおかげで道路が整備され、拡幅されたことにより非常に走りやすくなった。
そして、ここの直線道路は日本でも珍しい程の素晴らしいストレートである。
森林の中の一本道のため脇道がまるで無い。その為信号が無いのはもちろん、脇道さえも無いのだから車が飛び出してくるような事もない。つまりスピードを出したければいくらでも出せるのだ。
直線距離は実に5kmにも及ぶ。
森の中の5kmの直線路がどれだけの規模のものか、想像して欲しい。
国内のサーキットの中で最長のストレートを持つ富士スピードウエイのメインストレートが1500mである。
さらに長い直線路が有名なニュルブルクリンクのストレードが2100mなのである。
そして世界中のサーキットでもっとも長い直線が、フランスのル・マンサーキットの有名なユノディエールという6kmの直線である。
しかし、ここの長すぎる直線は時速が400km/hをオーバーしてしまうという理由から途中に2箇所のシケインが設けられてしまった。
それにも匹敵する支笏湖と苫小牧を結ぶ、森の中の5000mの直線路がどれだけの規模のものであるか想像頂けたであろうか。
しかも、ここには制限速度が無い!(^^)
これでは完全にニュルブルクリンクかユノディエールではないか。

私はその気持ちの良い直線を○○km/hで走るのが好きです。
日本のユノディエール?(まるで世界最長のストレート)_a0010297_1125100.jpg

PS.
えっ、制限速度が無いのでは無く、速度規制標識が無いのだろうって?
標識が無い場合は法定制限速度60kmだって?
そうそう教習所ではそう習いましたね。(^^;
by kan2_MINI | 2008-04-17 11:02
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